夏キャンプの持ち物30選!熱中症対策もあわせて解説

夏のお出かけをもっと楽しむ 2025.6.17

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はじめに

夏にはアウトドアを楽しみたいと考える方が多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプ初心者の方に向けて必須のアイテムから、あると便利なグッズまで幅広く紹介します。日差しや暑さへの対策をしたうえで、夏のキャンプを楽しみましょう。

目次

キャンプの基本となる持ち物21選

 

はじめに、キャンプでの基本的な持ち物を見ていきましょう。
以下で紹介する持ち物は、季節を問わずキャンプには欠かせないアイテムです。

宿泊にまつわる持ち物

・テント

テントは、キャンプ中に“家”の役割を担う空間です。寝泊まりだけではなく休憩や日よけにも利用するので、利用人数に適した快適なものを選びましょう。

 

・寝袋(シュラフ)

キャンプ場の夜は冷え込む場合が多いため、夏キャンプでも必要です。

食事にまつわる持ち物

・テーブル

食事をする際などに必要です。立食に適したハイスタイルと、コンパクトにまとまるロースタイルがあります。

 

・チェア

コンパクトに折りたためるものや、ゆったりと腰掛けられるものなどさまざまです。テーブルの高さに合わせて選びましょう。

 

・焚き火台

近年は直火による焚き火が禁止されているキャンプ場も多いため、焚き火の際の必須アイテムです。上部に網を置いて調理ができるタイプもあります。

 

・グリル

炭火で食材を焼けるアイテムです。立食形式のオープンタイプと、少人数で楽しむ卓上タイプがあります。

 

・コンロ

調理に便利なふた口タイプ、持ち運びのしやすいひと口タイプがあります。初心者の方は、扱いやすいカセットコンロがおすすめです。

 

なお、焚き火台・グリル・コンロは、目的・人数などに応じて選び分けてみましょう。

 

・調理器具や食器

普段使いしているものでも問題ありませんが、キャンプ用のクッカーセットがあればよりコンパクトに持ち運べます。

 

・食材や飲み物

キャンプ場の近くにはスーパーなどがない場合も多いため、しっかり用意しておきましょう。

 

・クーラーボックス

飲み物を冷やせるほか、食材が傷むことを防止できるアイテムです。人数に応じて容量を選びましょう。

 

・着火剤やライター

薪や木炭は多くのキャンプ場で現地調達できますが、素材にこだわりがある場合はホームセンターなどで購入しておきましょう。ライターはトーチタイプが便利です。

設営・安全にまつわる持ち物

・ライト

夕方以降の設営や夜間の移動など、さまざまなシーンで必要です。全体を照らせる大きめのものと、持ち運び用の小型のものがあると良いでしょう。

 

・ランタン

主にテント内の照明器具として使い、燃料を入れるものと充電式のものがあります。安全面を重視するのであれば、充電式がおすすめです。

 

・設営道具

テントを固定するペグは、テント購入時に付属するパターンが一般的ですが、ハンマーは別途購入する必要があります。ペグ抜きとセットになった重めのものが打ちやすく便利です。

 

・軍手

焚き火を安全に楽しむための必需品です。一般的な軍手でもかまいませんが、お気に入りの革手袋があれば焚き火の雰囲気をより味わえます。

 

・ごみ袋

大小それぞれ数枚ずつあると便利です。なお、キャンプ場によっては指定のごみ袋が配布される場合もあります。

 

・レインウェア

山間部は天気が変わりやすいため、急な雨に備えてレインウェアを用意しておきましょう。

身の回りにまつわる持ち物

・お風呂セット

キャンプ場設置の浴室やシャワールームには、バス用品が置かれていない場合が多くあります。シャンプーなどは小さな容器に移し替えるとかさばりません。

 

・着替え

設営や火起こしでたくさん汗をかくので、着替えを用意しておきましょう。

 

・アメニティ

洗顔料や歯みがき用品を持参しましょう。お風呂セットなどとまとめておくと忘れにくくなります。

 

・タオル

通常のタオルとは別に、冷感タオルを用意すると暑さ対策になります。

夏キャンプに必要な持ち物6選

ここからは、夏キャンプに必要な持ち物を6点紹介します。日差しや虫よけ対策を行い、快適にキャンプを楽しみましょう。

1.扇風機やサーキュレーター

熱のこもりやすいテントの中で使用すれば、熱気を逃がして快適に過ごせます。充電式や電池式があります。

2.タープ

タープとは、日差しや雨を防ぐための布製の屋根です。夏キャンプでは、タープを使った日陰の確保が必要です。加えて、リビングスペースづくりや雨よけにも活用できます。

3.虫よけスプレーや蚊取り線香

自然の多い環境で過ごすことになるため、虫よけスプレーは欠かせません。特に夏場は、蚊やハチなどさまざまな虫に遭遇します。忘れずに持っていきましょう。

4.日焼け止めクリーム

夏の強い日差しから肌を守るために、日焼け止めクリームを塗りましょう。

5.帽子

テントの外で過ごす時間も長いので、日差しから顔や首まわりを守るために着用します。つばの広いものがおすすめです。

6.薄手のアウター

キャンプ場の多い山間部は寒暖差があるため、夜から早朝にかけて着用する薄手のアウターがあると安心です。

キャンプに持っていくと便利なもの3選

続いては、キャンプに持っていくと便利なものを3点紹介します。

1.モバイルバッテリー

スマートフォンやスピーカー、ライトの充電に必要です。スマートフォンや携帯電話の充電がなくなると、もしもの際の連絡手段に使えなくなってしまいます。特にキャンプ初心者の方は、充電できるアイテムを持っておくのがおすすめです。

2.ウェットティッシュやキッチンペーパー

アルコールタイプのウェットティッシュがあれば、食事前に手を拭く・テーブルを拭くなど、衛生面に気を配りやすくなります。キッチンペーパーは、食器を洗う前に汚れを拭きとれるので便利です。

3.救急セット

擦り傷や虫さされに備えて、消毒液や絆創膏、ガーゼなどが入った救急セットを用意しましょう。

夏キャンプは熱中症対策も忘れずに!

 

たとえば標高の高いキャンプ場では都市部よりも涼しく過ごせますが、火起こしや地面の照り返しなどの影響もあり、夏キャンプでは熱中症対策が必要です。ここでは、知っておきたいキャンプ場での熱中症対策について解説します。

スポーツ飲料をこまめに補給する

BBQなどではアルコール飲料を飲みたいと考える方も多いかもしれません。しかし、アルコール飲料には利尿作用があるため、水分が体内から出ていきやすくなってしまいます。お酒は控えめに、適度な塩分の摂取にもなるスポーツドリンクをこまめに補給しましょう。

扇風機やうちわを活用する

扇風機やうちわの風は体温を下げてくれます。日陰になる涼しい場所で風に当たりましょう。

快適な服装を選ぶ

キャンプ場では直射日光をさえぎるものが少なく、体内に熱がこもりやすくなります。熱を吸収しにくい白の長袖などを着用し、日差しから肌を守りましょう。通気性の良い素材を選ぶと安心です。

日陰で過ごす

日陰では路面温度の上昇が抑えられているため、タープの下などで過ごすことは熱中症対策につながります。暑いと感じたら、無理をせずに日陰で休みましょう。

暑さを感じたら首や脇の下などを冷やす

暑さから体調が優れないと感じたら日陰に移動し、首や脇の下など、体温を効率よく下げられる部分を冷やします。水分や塩分を適切に補給し、安静に過ごしましょう。

まとめ

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今回は、夏場のキャンプに向けた持ち物を紹介しました。暑い時期には虫よけや日差しなど、特有の対策も必要です。しっかりと準備をして、楽しいキャンプの思い出をつくりましょう。

この記事は、熱中症ナビ編集部が取材をもとに、制作したものです。

記事内容の利用・実施に関しては、ご自身の責任のもとご判断ください。